2022年1月28日の日記

ここのところ、ライブに行ってはそのライブに感動して、ミュージシャンのCDを買って帰る、というのが習慣になりつつあります。

で、買ったCDはリビングにあるCDプレイヤーで流すのですが、PCで作業しながら聴いたりもしたいなあ、と思ったものですから、PCに取り込むべく久々にiTunesを立ち上げました。

思えばサブスク時代になってからここ数年、iTunesの自分のライブラリなどほぼ目にしていませんでした。ですから、久々に目にするライブラリの、なんと新鮮なことか。ド頭だけでもABBA、Ace Of Baseと来てからAirto Moreiraと並ぶ作品群にグッときます。

それもそのはず、中高と集めた色々なジャンルのアルバムから、大学に入ってから集めたジャズ界隈のアルバムまで、全てが詰め込まれたライブラリであります。見ているだけで楽しいのに、Winkとか浅野ゆう子とか、なんでこんなの持ってんだろう?というものを見つけてはイチイチ再生することができるのですからたまらない。実に楽しい時間を過ごしています。

それにしてもアルバム群を俯瞰してみると「不明なアルバム」という括りが散見されます。多分過去にPCを交換してデータを移行した際に、データの持ち方がおかしくなってアルバム単位で括られなくなってしまったのでしょう。でも大丈夫。一度聞くとなぜかアルバム情報が紐つけられて、上手く分類されるようです。なにも大丈夫じゃねえ。どうなってんのコレ。

仕方がないので楽しいだけの自分にサヨナラ、1曲1曲聞いていく作業を敢行します。アートブレイキーだけでもモーニン、スリーブラインドマイス、ウゲツ、チュニジア、モザイク、ライブアットスイートベイジルなどが混在して、続けて聴くと時代性のスキップに頭がクラクラしてきます。iTunes君の言うことにゃ、ライブラリ全体で87日ぶっ続けでやれば終わる作業だそうです。バカ、人間を過信するんじゃない。

でも、これはこれで楽しいですね。今はアートブレイキーは終わり、ステレオラブで同じ作業をやっていますが、最高にクール。今の耳で聞くあの頃の音楽、というのは思い出補正+今だから分かる発見で、ただあの頃をなぞっているだけではない、より濃密な時間を過ごせているような気がします。87日で終わらせることはできなくても、この1年かけてライブラリの再発掘をするのもいいかもしれません。昔の自分と今の自分の融合。素敵じゃないか。

で、例によって当初の目的であったCDの取り込みをすっかり忘れている、という不始末に気づくのでございます。ワシのバカ。今年の目標は、初志貫徹。