2021年12月15日の日記

シティ対リーズ戦、観了。結果7-0のボッコボコの試合でしたが、内容的にはもっと点とってもおかしくないくらいの試合。リーズがダメ、というよりはシティができすぎている、という感じで、途中で解説の戸田さんが「どうしてこんなことができるんですかね」みたいなことを言ったのが全てだと思った。

とにかくパスが通る。最終ラインのボール回しから、アンカーの散らしから、前線のワンタッチパスまで、ボールホルダーの周りを味方がひっきりなしに動いて顔を出しパスコースを作る。あれ、実際にやられたら頭混乱するだろうな、と思う一方で、戸田さんの言う通り、シティの選手はよくあれができるなとしか思えない芸当。

そして、フリーの選手に渡って詰めに行かず1秒の間を与えたら、確実に点に繋げるボールの動かし方をする。シュートにしろ、クロスにしろ。それがすごい。果たして今自分が見ているものがサッカーなのだろうか、と考え込んでしまう。それくらいの、各プレーのレベルの高さをゴールキーパーを含めてほぼ全員がやってのける。ちょっとすごすぎて、4点目が入ったくらいから見るのが怖くなった。

と戦慄している間に、アグエロの引退会見の動画を見る。この人もシティでレジェンドになった男だよなあ。と思うと、もう今のシティはアグエロがいたころのシティじゃないんだな、と今更だけど思ってしまう。あの頃のシティも魅力的でしたけどね。しんみり。