2021年6月20日の日記

EURO観戦記#10。

ポルトガル対ドイツ。

のっけからゴセンスのキャプ翼のようなボレーシュート(但しオフサイド)が炸裂。思えばこれこそが、このヤバイ試合を象徴した一撃だったかもしれない。

序盤こそドイツのグイグイ迫る圧をいなしていなして、超高速カウンターで一点を取ったポルトガル。今日はこのまま行けるかな?と思った矢先に、哀れポルトガル守備陣、キミッヒとゴセンスに右に左に揺さぶられ、あれよあれよと4失点。ってパターンにハマりすぎだろう、いくら何でも。まあそれくらい速くて強かったドイツ。

尚、個人的なMVPはその緊迫したポルトガルゴール前を、バイタルエリアの少し外から見つめ続けるハトでした。お前はいつか撃ち落されるぞ。

スペイン対ポーランド

予想通りスペインがポゼッション率高めにポーランドを押し込んでいくのだが、最後の最後にゴールに向かっていくボールが全く合わず、得点の匂いがしない。

やきもきしたのかジェラールモレーノがカットインしてグラウンダーのシュートを打つと、そこにモラタが飛んで出て、コロリ転げた、もといコースを変えて一点を奪いました。モラタらしくない、小粋な飛び出しでした。

一方のポーランドも、カウンターがなかなか発動しなかったけど、やっぱりレバンドフスキがいるというだけで、アタッキングサードまで入ると迫力ある。怖い。

で、きれいなクロスが上がると、レバンドフスキがお手本のようなヘディングで1点をもぎ取る。あの決定機の少なさで点を取り切ってしまうのは、ちょっとオカルトじみていると思います。

その後スペインがPK失敗したり、ゴール前1m以内での決定機を三連発で外したりする信じられない失態を犯した以外は特筆することもなく、ポーランドは意地の引き分けをむしり取ってサンクトペテルブルグへ帰っていきました。

それにしても監督になったパウロ・ソウザがクールすぎてかっこいい。50歳になったらあんなカッコイイ男性になっていたいものです。とはいえ50歳までにあんなにやせたら、まず病気と間違われるだろうねHAHAHA。

以上です。