2023年3月29日の日記

ジャズ界きっての大人気、高評価の映画「ブルージャイアント」をずいぶん前に観てきました。

いやーすごかったですね。マンガでもすごいなと思っていたのに、映画ではあの音が、スゴイ。ベース無し、まあよくある編成ですしね、ウェルカム。玉田も一年であそこまでやり切って、エライ。よく頑張った。

と、確かに全体的に良かったんですけど、はっきり言って重箱の隅、誰も気にしない部分で、私はこの映画をパーフェクトOKできないでいます。

ベースがいないといわれるこの作品の、途中のどこかのシーンでチラリと映るベーシストについて思うことです。

あの動きはないだろう!と。

他の楽器奏者は、それはもうヌルヌルと、動きすぎるくらいに動いているのに、ベーシスト氏だけは、左手は手を上下に動かすだけ。右手は手を左右に動かすだけ。音とは合っていない。

モーションキャプチャーはどうした!?

あまりにも酷いので、観終わってから他の観た人にも聞いてみたんだけど、みんなあまり覚えてない。むしろ「え、ベーシスト出てた?」と言われる始末。

あの珍妙なベーシスト。私は夢でも観ていたんだろうか。それともただ単にベーシストはみんなにとって路傍の石のようなものなのだろうか。あんなにデカい石があるかね!

誰か覚えている人、いないでしょうか。