2021年3月2日の日記

ようやく「オールオアナッシング・トッテナムホットスパーの再興」見終わりました。モウリーニョの人間味臭い部分が垣間見えて、とても面白かったです。シティ編やブラジル代表編のようなカタルシスというか、そういったものはなかったですが、1シーズン通して、選手のケガや契約問題に苦しめられ、人繰りに頭を悩ませる、まさにドキュメンタリー!って感じのする番組でした。

特にコロナ禍における、トレーニングの破綻に頭を悩ませるモウリーニョ、というシーンはなかなか考えさせられました。みんなで練習ができないことよりも、ロックダウンになってしまうことよりも、次の試合が決まっていないことが一番の悩みである、というような振る舞い。戦略的ピリオダイゼーションの本を読んでなかったら、素通りしてしまいそうなシーンでした。

個人的にはソン・フンミンエバートン戦でアンドレ・ゴメスの足首を粉砕したあのシーンの顛末を観たかったですが、さすがにえぐすぎるし、トッテナム側から止められましたかね、あれは。代わりにその数試合後にチェルシー戦でリュディガーに逆立ちキックかましてレッドカードくらったシーンが映されてましたが、「なんでレッドカードなんだよ!」と叫ぶ動転してソン。あれがレッドじゃなきゃ世の中にレッドカードなんて存在しねえよ笑