2022年8月20日の日記

土曜日ですね。昨日の夜はトトロを見ていました。先週の金夜はラピュタを。どちらも子供の頃飽きるほど見ていたものですが、40を過ぎた今見るとあの頃とは違った観点で見られてとても良かったです。

カットの一つ一つに意味がある、っていうのはこういうことなのだな、という発見。心情の推移の描き方やストーリーの展開に無理がない、というストレスのなさ。この二つは本当に大きい。名作と言われる所以なのだろうな、と思いました。

なにより、一緒に見ていた子供がセリフを覚えていて先回りして言える、という「セリフ力」がすごい。自分も子供の頃、印象的だったシーンのセリフを覚えて言っていた、それを自分の子供も同じようにしている。というこの事実。もはやオカルトにすら思えてきました。

心に残るセリフも一緒だったりするので親子だなあ、と思う一方で、見ている量が自分より少ないからか、「ここは覚えておいてほしい」というのを覚えていなかったりします。好みの問題かもしれませんが。親の無理強い、嫌ですね。

だいたい覚えておいてほしいセリフも「シャルルよ、もっと低く飛びな」なので、余分な記憶容量を消費していないという意味で、子供の方が賢いのかもしれません。

来週は耳すまです。