2019年12月5日の日記

先日iPhoneを買い換えました。
先代は4年間もお世話になった6sで、使い勝手においては何の文句も見当たらない、むしろイヤホンジャックがついていて、この一億総無線時代に抗うようなスタイルは頼もしげですらあったのですが、なにしろ電池が持たない。電源から外してアプリを立ち上げるよりも早く数%電池が減る。先日なんて、話題のドラクエウォークを試してみようとしたところ、1km歩かないうちにフル充電した電池が20%まで減る。
詰み。
もうだめだ、いかんともしがたい。と思っていたら、妻も同じような現象に悩んでいるということでしたので、思い切って二台とも変えてみたところ、当たり前ですが電池の問題は解決、まるで電池の問題が全てであったのだ、というかのような快適さを得ることができました。まあそうなんですけど。電池エライ、電池すごい。
逆に言うと、電池以外で、これはものすごいな、という変化があまり見られなかったので、これは私が単なる技術不感症なのか、それともiPhoneがすっかり枯れた良デバイスとされて完成されたのか、できれば後者であることを望みますが、少し寂しさを覚えることもありました。むしろ、必要以上がでかくなってしまった分、次回画面を小さくしてしまうとなんか損した気分になる、画面サイズインフレスパイラルに巻き込まれてしまったような気すらしています。
それでも、そんな寂しさやスパイラルに負けない電池の持ち。それであればもう、我々は電池交換代として高価な端末代を支払い、ちょっとしたおまけとして技術の向上を享受しているのだ、と思うようにすることを決意いたしました。電池への渇望はマズローの五大欲求に次ぐ重大な欲求であるとおまぶも言っていた。
それにしても買い替えるにあたり様々な問題が起こりましたので、いつの日かここに開示し共有することで、ライフハック記事として誰かの役に立てるといいなと思っています。ライフハックの意味をいまいちわかってませんけど。ハック。