2023年11月23日の日記

今更も今更、子供達の間で話題のスイカゲームなるものをSwitchでダウンロードしてみました。

いわゆる落ちゲーというやつであり、上から果物を落とし、同じ種類のものをぶつけて進化させ、最終的にはどデカいスイカまで進化させて消す、というもの。

なあんだ、簡単簡単、お父さんの落ちゲー歴を舐めんなよ、と息子氏に威張ったりして、息子氏も「ワアすげえや」なんて。一家団欒のステキなお供といったところでしょうか。

で、実際にはゲームボーイテトリスドクターマリオくらいしかやったことがない、極めて落ちゲー歴の乏しい私がやってみると、なかなか思う通りにいかない。

やろうとしていることはわかるのです。手持ちの果物、次の果物をちゃんと確認して、同じ果物をぶつけられるように計算して果物を落とす。ただ、それだけ。それなのに。

果物には重力が働いているため、まっすぐ積み重なることはなくだらしなく落ちてゆき、何かにぶつかったら転がり、大きな果物のスキマに挟まり。たまに果物同士で合体して跳ねたり。

君らには自己というものがないネ。と叱り飛ばしてやりたいのですが、果物くんたちもなかなかどうして「ボクどうしてこんなところに運ばれてきたの?」という困り顔でこちらを見ているので、あまり厳しいことも言えず。全てこちらが背負うスタイルです。解せぬ。

とはいえ、ままならないゲームほど面白いもの(クソゲー除く)。コロコロ転がる果物を最初は苦々しく見ていましたが、いつしかこいつらをどうにかしてスイカに出世させてやりたい。そんな親心まで出るようになりました。お前ら側からの気遣いは無くてもな!

そんなこんなで一回10〜15分くらいかけて、息子氏と交代しながらやっていれば1時間くらいはすぐに溶ける。それでサクッと切り上げる。程よい団欒の時間です。

これくらいのゲームならスマホアプリでもできそうだよなーと思いつつも、これスマホでやったら時間泥棒さんになるし、何よりファンシーすぎて1人ではやる気にならない。

と思うと、みんなでワイワイやるのがまた良いのだろうなと思いながら、今日もせっせと果物くんたちをスイカに出世させようと頭をひねるのです。でもそろそろマリオワンダーやりたい。