2022年10月22日の日記

最近息子氏が今話題のSPY×FAMILYにハマっております。暇さえあればプライムビデオでアニメを見て、楽しそうにしております。

そういえば自分もマンガは読んでたな(最近のは読んでないけど)と思い、一緒に見ていたんですが、すごいクオリティの高さで、あっという間に引き込まれてしまいました。

鬼滅の刃のアニメが漫画に比べてめちゃくちゃ綺麗に作られていて感動的だったのに対して、こちらは元々の漫画のクオリティの高さをそのまま動かした!みたいなクオリティの高さ。よくわかんないけどそういうこと。

で、一緒に見ている最中、息子氏は常にリモコンを持っていて、歌が始まれば飛ばす、繰り返しのシーンがあれば飛ばす、中だるみがあると飛ばす、といった操作をせわしなく行うんですね。

見づれえ。

オープニングは一回見ればいいかもしれませんが、そのほかの部分はちゃんとした演出意図があるものですから、適当にパッパと飛ばされると違和感がハンパないのです。というか、飛ばしすぎて話のキーポイントまで少し飛ばしてるし。話繋がってないじゃん!

この待てない感、今時の若者が映画を二倍速で見たり、音楽で間奏を飛ばしたりするという話に通ずるものがありますね。と思っていると息子氏、お気に入りのシーンを繰り返し何度も見始めました。私のことはいないものとでも思っているんでしょうか。

かける時間に対して、できるだけ多くの成果を得ることを「タイムパフォーマンスが良い」というらしいですが、そういう世代なのかねえ。と、どっかり老け込んだ気持ちになりました。

まあ、そんなことを言っている私も、こないだラーメン屋でB'zのウルトラソウルがかかった時に「前奏長えな」と思ってしまったので、意外と気持ちはヤングなのかもしれません。

それなのに「大都会」の前奏は全く苦にならないのは、何故なんでしょう。