2021年5月15日の日記

最近の曲を聴いていてふと思ったのですが、ヨアソビ、ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに、とバンド名に夜を入れるのが流行っているみたいです。覚えられません。いや、もしかしたらヨルシカは寄る鹿かもしれませんが、どちらにしろ覚えられません。

で、どのバンドも「夜にかける」、みたいな疾走感のあるカッコいい曲をやってて、これまた覚えるのが大変です。イントロ聴いて「夜にかける」だ!と思ったら「お勉強しといてよ」で盛大にずっこける。様式美。日本人に生まれて良かった。

とはいえ無個性なのかといえばさにあらず、それぞれのバンド(ユニット?)にしっかりとカラーがあり、且つリズムがイケイケというか、グルーヴしており聴いていて楽しいことこの上ない。

もしかしたらこの人たち全員ミュージシャン仲間で、それぞれのバンド名に「夜」入れちゃおうぜ、的な遊び心でやっているのかも。と妄想すると、今の時代も素晴らしいなあ、と思えてしまいます。まあ妄想ですけど。

そんなことをポンタさんの本を読み終えて思ったりしました。読後、胸に湧き上がる一抹の寂しさ。「俺が叩いた」の90年代版がないのが悔やまれます。