2021年10月21日の日記

今週土曜日(10/23)は17時より錦糸町J-Flowにてセッションホストやっております。原川誠司さん(sax)、鳥居真紀子さん(pf)とご一緒させて頂きます。

また日曜日(10/24)は17時30分より赤坂Dot&Blueにて、これまたセッションホストやっております。こちらは柏原ゆう子さん(pf)とご一緒させて頂きます。

どちらも明るく楽しく激しくのストロングスタイルでやっておりますので、是非お越し頂ければ幸いです。

https://honnie.hatenadiary.org/entry/daisuke

さて、10月も半ばを過ぎてすっかりお寒くなってまいりました。息子氏は学校の課題で音読を毎日一生懸命やっておりますが、今日からお題目が「プラタナスの木」というものになりました。

ちなみに昨日までの題目は懐かしの「ごんぎつね」であります。兵十の魚籠の中に入っていたウナギの描写が美味そうだったこと、ビートルズのヘイジュードを聴いたときに兵十を思い出したことなど、思い出はいくらでもあるごんぎつねですが、それはもう昨日までの話。

プラタナスの木、と言われると、私にとっては思い出されるのが上海生活。家のそばから観光地まで、どの通りにもプラタナスの木がやたら生えていた思い出があります。万一違う木だったら、5年間何を見ていたんだという話になるので、ご指摘はご遠慮ください。

あと印象的な「プラタナス」と言えば、ランチャーズの「真冬の帰り道」でしょうか。GSソングの中でも若大将風味が多分に感じられ(実際にバックバンドだったかしら?)、大好きな曲であります。その曲の中にプラタナスが出てくるのですが、フルコーラス歌っても歌詞の文量が100文字くらいだった気がしますので、文字数にしてプラタナスが5%も占めている、重要な要素となっている、すなわちプラタナスソングなのであります。

https://youtu.be/3M3SXbeZ2uo

子供の音読にかこつけるものなんですが、久しぶりに聴きたくなって聴いてみるとやはりいい曲。今風に言えばエモい、とでも言いましょうか。

それにしてもいい時代になったもので、YouTubeで「真冬の帰り道」と検索するだけで、カバー曲がたくさんヒットするのです。え、あの人も、この人も、この曲歌ってたんだ!と嬉しくなって片っ端から聴いてみました。

まずはワイルドワンズ、いいですね、鳥塚しげきが歌うとなんでもエロくなるのがいい。

https://youtu.be/9G27p4_FQHU

次にキャンディーズ。持ち曲みたいなクオリティーで歌っているのが好感持てます。

https://youtu.be/KovL6J-xSYI

変化球で坂本冬美忌野清志郎(HISじゃなくてSMIの方)でもやってるんですね。体感1.5倍くらいのスピードで。清志郎師のコーラスがこれまたエモい。

https://youtu.be/1M5Xzv5ECh4

へえ、この人も。というので広瀬香美の名前が挙がっていましたが、多分違うんだろうな。と思ったら出だしが「メイクも服もばっちり」で始まってるので、やっぱり全然違う曲でした。広瀬香美と「メイク」「服」「バッチリ」というワードの親和性が高すぎて別の意味で驚いた曲であります。

https://youtu.be/W7s10IhRUUQ

YouTubeだけでなくApple Musicでも探してみたら、なんと吉幾三御大がカバーしていました。というか、この人GSのカバーソング集出してたんですね。やっぱりこの人は何でもできるんだな、と感心して聞いてみたら、見事に吉テイスト。まあそうだよね。何だろう、そのまま「新日本ハウス」って入れてもまったく違和感がない。すごい。

思い出の渚、花の首飾り、君にあいたい、どの曲を聴いても吉幾三感をむせかえるほど味わえる素晴らしいアルバムでした。お時間あれば冬の夜のお供に是非聴いてみて頂きたいですが、「真冬の帰り道」が完全にどこかに行ってしまいました。

そして息子氏は音読終えていつの間にか寝てしまいました。私は一体に何に時間を使っているのだろうか。