2020年4月25日の日記

暇なのでタンメンばかり作っている。

この間は分量間違えて二人分の野菜炒めが出来上がってしまったので、それをそのままサッポロ一番塩ラーメンの上に乗っけてみたら、見た目が二郎みたくなったけど、味はさっぱりしているので、「偽二郎」と命名した。

序盤は楽しく食べられたけれども、具を食べている間に麺がスープを好きなだけ吸ってしまうので、最後の方は冷や麦の縮れたのを食っているような気になって、とても惨めだった。

その前は蒙古なタンメンを作ろうと思ったが、激辛麻婆豆腐を作るのが面倒だったので、もやしと水切りした豆腐を炒めてから一味唐辛子をこれでもかと入れようとしたが、一味唐辛子の瓶がどうしても見つからず、仕方ないので手に届く範囲にあったスパイス数種類を「パラパラ」と入れたら、立ち上る湯気が実にエスニック。

これをそのままサッポロ一番味噌ラーメンの上にのせて食べたら、中国時代、アモイの路上で食べたクソまずいラーメンを思い出して切ない気持ちになった。とりあえず味噌ラーメンとターメリックコリアンダー、クミンは相性が悪い。

その前はもやしを切らしていたので、ピーマンと玉ねぎだけでタンメンのウワモノを作って、カルディで買ってきたパクチーラーメンの上に乗せて食べたが、タンメンというよりはピーマンと玉ねぎとパクチーメンという感じで、悪くないけどタンメン道を極めんとする漢の食い物じゃないよね、と少し悲しくなりました。

理想のタンメンへの道は斯様に険しい。