2021年4月4日の日記

思い立って本棚の断捨離を実行してみました。もう全然読んでない本とか、漫画喫茶で読めそうな漫画とか、いざとなれば図書館とか電子書籍で手に入るであろう奴らをばっさばっさと段ボールに詰めていく作業は快感ですらありました。

心を鬼にして、ありがとうとか、そういえばこんな思い出あったな、とか、そんなことは思わないように心掛け、中身のチラ見も行わず、棚から箱へ移し続けた結果、おかげさまで縦長の大きい本棚の半分がカラに。捨ても捨てたり200冊。わあ綺麗になったな、と思いましたが、半分カラの本棚って直感的に邪魔に見えます。まあいいんですけど。

で、箱に移した本達ですが、やたら分厚かったり巻数が多かったりでメルカリで売るには少し面倒だったので、ブックオフの出張引き取りサービスを使って箱ごと引き取ってもらいました。今の世の中を支えているのは物流だね、ほんと。ここにはありがとうの言葉を何べんも唱えたものでした。

で、引き取られた本達の査定金額が返ってきたのですが、自分がメルカリで売ったらこれくらいだろうな、と予想していた金額の1/20くらいの金額が提示されており、ああ、やはりどんなに面倒だと思っても人はメルカリを使い続けなければならないのだな、と強く実感した次第です。いえ、ありがとうブックオフ、あなたは悪くないの、悪いのは面倒くさがりな私の意気地のない心根。

ということで、さっそく空いた棚の中に、横山光輝三国志全60巻をぶち込み、その整然とした美しいたたずまいに感動している私です。ていうか、横三のための断捨離みたいなものでしたね、正味。我が家のものがミニマリストよろしくなくなっていっても、横三だけは永遠に部屋の片隅で輝き続けるのです。

横三は世界のバイブル。