2019年11月18日の日記

家のスマホはずいぶん前から格安のやつにしているので、家のネットワークも同じ会社の安い奴にすれば、相乗効果でずいぶん安くなるんじゃないの、と思ったのが事の始まりでした。
なんせ工事不要、お願いしたらその日から使えちゃう、費用も半額(現在比)、というので、じゃあもう即日契約しちゃおうゼ、とショップに行ったら、なんなんすかねアレ、もうデメリットをこれでもかと並べてきて、できるだけ契約させないように押しとどめようとしますね。多分、クレームが怖いんでしょうね、クレームするしね、確かにね。賢明。
それでも、出てくるデメリットを何食わぬ顔で弾き飛ばしていくのが今の我が家のネットワークでして、最終的には販売員さんも諦めて、「わっかりました、じゃあせめてテスト機でテストして判断してください、それでもウチでよければ、契約してください。。。」とついに折れました。ガハハ、勝ったぜ、うちのネットワークの駄ぶりをなめんじゃねえよ、とちょっといい気になりましたが、なんだろう、勝っているはずなのに負けている感じのこのイリュージョン。
ということで、テスト機を借りてテストしてみると、計測値は思っていたよりも全然早いし、朝から晩まで安定していて遅くならないし、部屋や階をまたいでも余裕で使えるしでいいことづくめ。私は小躍りしたい気分に駆られましたが、そういえば販売員が「複数日のネットワークの合計使用量に上限が定められており、超過すると速度制限がかかることがあります」と言っていたので念のため使用量も調べてみると、たった一日で複数日使用量の上限に肉薄しておりました。
そんなバカなことがあるか、と原因を調べてみましたが、たしかにテスト機経由でDAZN使って、高画質サッカーを2時間フルで見ていたのは私でした。贅肉とデータ使用量は嘘をつかない。インプットした分は素直にアウトプットされるものです。明日もサッカーを見れば、使用量は間違いなく上限を超過し、その翌日は間違いなくカクカクした画面で怒り狂うクロップや無慈悲なメッシ、愛のディマリアを見なければならない。それはどうなの、と。
私はここにきて、サッカーと家計、という究極の選択を迫られるに至ったのですが、気にしなければ気にならない、とりあえず知らないふりをしてあと一週間ほどテスト機生活をEnjoyすることを、心に決めた次第です。