2020年11月23日の日記

本日11/23(月・祝)は19時より赤坂ドットアンドブルーでセッションホストやっております。ピアノの市原由里香さんとご一緒させて頂きます。不穏な連休最終日ですが、3つの密を避けやっておりますのでよろしくお願いいたします。ちなみに5つの小のうち、「小一時間」の強引さと「小皿」のマヌケな愛嬌は嫌いじゃありません。

さて、早速ドラえもんフリークの息子氏に連れられてドラえもんスタンドバイミー2を見てまいりました。「どうせ泣かされんだろ、はいはい」と少し斜に構えて見始めましたが、そんな気持ちもいつしか忘れ、実に素直な気持ちで目頭を熱くしておりました。ていうかおばあちゃんの破壊力は抜群。反則だろアレ。

それにしても映画館はついに格子状に客を入れるのをやめて、全席に客を入れることにしたのですね。そのため、映画館内での食事が制限され、ほぼポップコーンを食べるために映画館で映画を見ていたわたしにとっては「なんで映画見てるんだろう」と思う瞬間があったりなかったり。それでも「食事は音を立てずに!」という注意が上映されるあたりに、世のコロナによる右往左往がそこはかとなく感じられました。

で、中途半端な時間に映画が終わり、晩飯まで時間があったので、暇つぶしにカレーの元になる飴色玉ねぎでも作ろうと玉ねぎを買い込み、大量にみじん切りにして大量に炒めるとアレですね、泣ける。ドラえもんで目頭熱くしてたのがなんだったのかと思うほどに。二玉くらいならなんとかなりますが、個人的に未経験だった三玉目以降は、おばあちゃんがタケコプターで爆走し、タイタニック号の舳先でスティーブンタイラーと命懸けのバトルを繰り広げるくらいの破壊力とでも言いましょうか。滂沱オブ滂沱。気がつけば1時間ほど経ち、涙が枯れ果てるくらい泣いた後にフライパンの上に残ったのは、それは素敵な飴色玉ねぎでした。

泣きたいなら玉ねぎを切れ。と、息子には伝えていこうと思います。