2020年3月24日の日記

堀江家の4月スケジュールを更新いたしました。いつまでもギリギリで更新する気持ちを忘れない堀江家。来月からはもっと早く更新したい。そんな気持ちも持ち合わせているはずなのですが。よろしくお願いいたします。

巣ごもり生活も慣れてきたもので、子どもの食事に付き合っていると、どうしてもデザートまで付き合ってしまうことってあるんじゃないかと思います。最近のマイブームはコンビニで売っている「ミニホットケーキで中にメープルシロップの入っている奴」なのですが、これを冷やして食べると結構な確率で美味い。冷やし過ぎたり冷やしが足りなかったりすると凡庸な美味みなのですが、ピンポイントなデラックスな冷やしが実現したときの美味みは、なんというか美味いどら焼きを食べた時のような衝撃が走るのであります。

ていうか、それならどら焼き食べた方が良くない?と思ったことも正直なところ、あります。考えてみれば、このミニホットケーキ、見た目がどう考えてもどら焼きのフォルムを盗用している。突き詰めてみれば、どら焼きが食べたくなって、売ってなくて、それでこのミニホットケーキを食べてみて、ハマった。という経緯もあり、じゃあどら焼きじゃん、やっぱ。ということで、ホットケーキにハマった後もどら焼きを買い求めたことが何度かあります。

でも最近のコンビニって、ストレートなどら焼きがなかなか売ってなくて、やれ栗入りだ、生クリーム入りだ、とこうるさい。こっちはシンプルに皮と餡で作られたどら焼きが食べたいだけなのに。

そんなこんなで昨日コンビニでホットケーキを買うついでにどら焼きも探してみたのですが、久々に皮と餡だけのシンプルどら焼きを発見。嬉しかったですね、小躍りしました。ただ、見た目がドラえもんの首についていつ鈴のようにずんぐりとしていて、異様。タイトルも「餡ずっしりどら焼き」。ずっしりというよりは「巨大餡玉、くるんじゃいました」というのが正解のような気がしないでもないですが、まあ要素としては皮と餡。栗も生クリームもない、シンプルなタイプだったので、この思い切ったフォルムには目をつぶって買い求めました。

で、家に帰って早速食べてみたのですが、自分の直感というか、食べる前の「こんな味なんじゃないかな」という予感を一切外さない、それどころかその予感をむやみやたらにアンプリファイさせた、ただのあんこをむしゃむしゃ食すだけの物体でした。わびもさびもない、はじらいのそぶりもみせない、デリカシーのかけらもない、そんな味わい。口の中に広がるあんこの甘味だけで喉が渇くが、コーヒーだのお茶だのの苦味ではマリアージュさせることもできない甘み。これに合うのはMAXコーヒーくらいのもの。毒を以て毒を制す。

なんていうか、どら焼きって皮が美味いんだな、って思いました。今度皮だけ買ってむしゃむしゃ食べたいと思います。売ってんのか、皮だけ。