2022年7月26日の日記

久々にDAZNで試合を見ました。ええ、クラシコ。親善試合でしたけど。

実況が倉敷さん、解説が川勝さんという「なんかよくわかんないけど、何故だか口調を真似たくなる」お二人がそろっていることに、妙なノスタルジーを覚えたりしていました。そんなに久しぶりじゃないはずなんですが。

それにしてもあれですね、リュディガーがレアルマドリードのCBに、クリステンセンがバルセロナのCBに収まっているのを見ると、「出て行ったことは知ってたんだけど、いざ他人のものになったところを見るのは切ない」というか。

『懐かしさの一歩手前でこみあげる苦い思い出に、言葉がとても見つからないわ』

と唄ったのは竹内まりや先生ですが、まさにアレ。二人とも結構いい感じに活躍しちゃっているのがまた何とも、嬉しいやらもどかしいやら。アザールとかクルトワとか、他にもいろいろいるはずなんですけど、そっちはあまり気になりませんでした。多分ルカクも気にならない。ベルギー人ばっかりだな。

肝心の試合は、親善試合でもさすがはクラシコ、双方の選手から「絶対負けられない」のスピリットが漏れ出ておりました。なぜかバルサの新顔・ハフィーニャ君が一番躍動していて、リュディガーとバチバチに対決し、見どころをこれでもかと作ってくれました。で、ゴラッソも叩き込む、と。できすぎじゃない?

新顔のレバンドフスキ君はブラウグラナを着ていても「アイツ出る試合間違えてね?」と言いたくなるような浮きっぷりでしたが、それでも彼のゴール前の動きは怖さがあり、さすが。

このチームには他にアンスファティとデンベレとデパイとオーバメヤンブライスワイトがいるんだから、フロントは気が狂ったとしか思えません。ローテーションってレベルじゃねえ。

で、とにかくこれは親善試合で、アメリカ人たちに一人でも多く有名サッカー選手を見せなければならない、というミッションもあるので、両チーム合わせてクルトワ以外全員交代というスペクタクルも発動されていました。さすがの倉敷さんもついていけずにぼやいておりました。

そんなうやむやに紛れ込んで僕らのデヨングとデパイも登場。デヨングはCBで起用されていましたが、ブスケツと上手くポジションを変えながら、存在感を打ち出していましたね。素敵。デパイはまた一段とムキムキになっていたように感じます。

対するレアルマドリード側は前半ベンチにいたモドリッチ、クロース、カゼミーロが後半にトリオで登場。この三人が出てくるやいなや、中盤に恐ろしい安定感が生まれ、試合が彼らのものになりました。

倉敷さんがモドリッチの一挙手一投足をほめあげ、途中から「すてきだなーモドリッチ」ともはや実況すら放棄していたわけですが、まあなんか、わかる。

『思いがけないGood Timing、現れた人はGood Looking』

と唄ったのは竹内まりや先生ですが、まさにソレ。倉敷さんはまるでモドリッチに恋をしている少女のようでした。あ、試合は1-0でバルサが勝ちました。

いやー、やっぱりクラシコって何度見てもいいものですね。今季はどれくらいサッカーの試合観られるんでしょうか。不安。

以上です。