2022年1月22日の日記

サブスク社会の未来、というものがある。

皆、現物を月一で購入するよりはちょっと安めの月額料金を支払い、膨大な量のライブラリへのアクセス権を手に入れる。とてもハッピーである。

するとサービス会社は、少しずつサービスの質を落とす。昨日まで観られた、聴けた、あのコンテンツにアクセスできなくなる。それでもライブラリは膨大である。サブスクの民は少しモヤモヤしつつ、それでもハッピーである。

するとサービス会社は、値上げを敢行する。少しずつコンテンツが減って、経費は抑えられているように思われるのに、値上げである。しかし民たちはこの頃にはサブスクの恩恵にメロメロになっている。値上げが嫌だからと言って、また一からメディアを揃える気にはなれない。だから払う。割高だよな、と思いつつ、色々自分の中で折り合いをつけて払う。

我々DAZNの民は、サブスク社会の未来に足を踏み入れようとしている。

CLもメッシも見られないほど質の低下したサービスに対して、1.5倍の値上げを提示されてもそれを飲み込もうとしている。

マジで悩んでいる。