2021年11月28日の日記

本日(11/28日)は18時半より、赤坂Dot&Blueにてセッションホストやっております。柏原ゆう子さんとご一緒させて頂きます。11月のラストサンデー、老いも若きも男も女もこぞっておいでくださいませ。よろしくお願いいたします。

さて、12月に入るとみんな大好き新語・流行語大賞が決まりますね。毎年これほど、自分と世間のギャップを浮き彫りにしてくれる賞もありません。賞とは是、授ける者が自らを誇示するためのものなり、などと言いますが、流行語大賞に関してはそれ以外の要素を多分に含んでおり、実に有意義なものだと思うのです。

ということで、今年のノミネート30語を見てみましたが、例年にない絶望的なまでの新語発見数に私は衝撃を受けておりました。以下、「知ってて内容までわかる」「言葉を知ってるだけ」「はじめましてこんにちは」に分類してみますが、

「知ってて内容までわかる」(16件)
・うっせぇわ・SDGs・親ガチャ・自宅療養・ショータイム・人流・ととのう・ピクトグラム・フェムテック・副反応・変異株・マリトッツォ・黙食/マスク会食・ヤングケアラー・リアル二刀流・路上飲み

「言葉を知ってるだけ」(3件)
イカゲーム・ウマ娘・チキータ

「はじめましてこんにちは」(11件)
・NFT・エペジーーン・推し活・カエル愛・ゴン攻め/ビッタビタ・ジェンダー平等・13歳、真夏の大冒険・スギムライジング・Z世代・チャタンヤラクーサンクー・ぼったくり男爵

実に1/3以上がはじめましてな言葉なわけです。「え、俺2021年生きてたよね?」と本気で思ってしまいます。特に「13歳、真夏の大冒険」などという、ありきたりな言葉を並べただけで、しかも流行語として自分に引っかかっていないワードなど、認めるわけにはいかないのです。なんか卑猥だし。

あと「ぼったくり男爵」って、ぼったくりは当然ブラック、爵位が廃止された日本においては男爵も詐称ですから、かなり非合法な色合いが濃く、そんなものをノミネートするなと私は言いたい。エペジーーンやチャタンヤラクーサンクーに関していえば想像もつかない。考えるのもイヤダ。

ということで、新語の意味を知るためにも、実に楽しみな大賞発表日であります。この日、私はより賢くなり2021年に追いつく予定ですが、この日から2022年新語・流行語候補が跋扈し始めるのもまた事実。永遠の追いかけっこですが、来年の「はじめましてこんにちは」は少しでも少なくなるよう、アンテナをビンビンに立てまくって生きていきたいものです。

「あいつ、こんな言葉もしらねーの笑」という後ろ指さされ組は、ご遠慮いただきますようお願いいたします。優しい世界。SDGs