2021年8月28日の日記

とにかく暑い一日でした。そんな日に限って息子氏のサッカーチームの付き添い。限って、という言い方もどうかと思いますが、まあ、全ては天気のせい、それは暑さのせい。

で、楽しかったサッカーの時間も終わり、家に帰ると、日中の暑さで汗だくだくな息子氏。速攻で風呂場に向かわせます。

すると風呂場の息子氏が落ち着き払った声で「ちょっとこっちきてくれる?」というではありませんか。なんだろう、ちょっと大きめの昆虫でも見つけてしまったかな。いやだな。と、仕方なく風呂場に行くと、蛇口から猛然と流れ出る湯水。それを呆然と眺める裸の息子氏。ワシは一体何を見させられているのだろうか。

息子氏曰く、洗い場の蛇口のハンドル的な部分を触ったらハンドルごと外れて蛇口の方から猛然と湯水が流れ出してきた。と。じゃあハンドルくっつければ良くない?と素人判断でレッツチャレンジすると猛然と流れる湯水の量が20%ほどアップしました。チャレンジ失敗。

メーデーメーデー。これはヤバイ、しかるべきところに連絡してヘルプを求めないといけないやつだ、と私の中の児玉源太郎も大騒ぎ。先日ガス会社の人が来て、「水道トラブルなどあればここに電話してください」と冷蔵庫にマグネット式のアレを貼っていってくれていたので、条件反射的にそこに電話しました。

ただ、状況説明していると幾分頭も冷えてくるもので、話している本人が、まあどう考えても水道トラブルというよりは蛇口メーカーの機器トラブルだよね、と思ってしまう問題にもかかわらず、ガス会社の方は「すぐ行きます」とご快諾。ありがとう、まだ見ぬ水道トラブルに見せかけた蛇口の機器トラブルに駆けつけてくれるガス会社の人。自分でも何が起きているのかよくわかんなくなってきました。

それにしてもあまり焦りたくないものです。ガス会社の人から電話口で「蛇口のメーカーはどこですか?」と聞かれ、INAXと書いてあったので、あれ、確かもう社名変わってるよな、確か頭にLが付いたんだよな、と「リナックスです、リナックス」と某OS名のような嘘の社名を連呼していました。

電話口の方、絶句。真剣にOS名を連呼するカスタマーの滑稽さがツボにはまったのか、上手くしゃべれなくなってしまいました。電話口の方は必死な私を傷つけまいと懇切丁寧に、「すみません、多分LIXILだと思います」と訂正してくださいました。そうだね、LIXILだね。穴があったらマントルまで潜り込みたい。

そのあとすぐに担当者の人が駆け付け、猛然と流れる湯水を止め、応急処置をしてくださいました。日本のガス会社は優秀。

以上です。